六国 桐箱写真
香 木 の 鑑 定

上質の香木が減少するにつれて、粗悪品や偽物が氾濫しています。 「香木らしきものを持っているけれど、本当に香木なのかわからない。」 そんなときには、お気軽にご相談下さい。 無料で、鑑定させていただきます。
※ブログ等に掲載している、香木関連の記事を集めました。よろしければご覧ください。
※よく頂戴するご質問とその回答をまとめました。ご覧いただきたい方はこちらをクリックしてください。

香木の鑑定 真那賀
香木の鑑定:事例紹介①
写真は、つい先日に持ち込まれた香木の例です。 『伽羅でしょうか?』 とのご質問でしたが、一見したところベトナム産ではあるものの伽羅ではありません。 『もしかしたら伽羅より希少価値が高い香木の可能性があります』とお答えし、お預かりして詳しく調べてみました。 その結果、第一印象のとおり、かなり上質の羅国に分類できると判断して差し支えないものでした。 (御家元・御宗家による判定ではなく、非公式な分類です。)

---中略---

"伽羅系の羅国" ではなく、立ち始めから火末(ひずえ)まで一貫して上質な沈香の香気を放つことができます。 また一つ希少な香木にめぐり合えたことを嬉しく思い、感謝している次第です。

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香木の鑑定 真南蛮
「上質の香木」について
『「香木は、黒くて重いものが上質である」という常識を・・・』という表現を使ったところ、 その常識が果たして正しいのかどうかについてご質問を頂戴しました。 真実はもう少し複雑ですので、補足しておきます。

---中略---

かなりややこしい表現になるのを覚悟の上でまとめてみますと、 「黒くて重いからといって上質とは限らないけれど、上質の香木の良い部分は、黒くて重い。」 ということになります。 世の中には黒くて重い"偽物"(人工の沈香・伽羅)も多数出回っていますから、ご注意下さい。 大抵の場合、実際に聞いてみた上で好みに合うかどうか判断することが不可能ですから、尚更です。 もし購入を迷われていることがあれば、ぜひご相談下さい。お役に立てるかも知れません。

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先日は、亡くなられたご親族が大切にされていたという直径が10cm弱・長さ30cm余りの比較的大きな塊が、 持ち込まれました。 「どの程度の品質で、どのような扱い方をすれば良いか、知りたい」とのご主旨でした。

---中略---

お伝えした結論は、『間違いなくインドネシア産の沈香ですが、樹脂化はさほど進んでいなくて、 品質はあまり良いとは言えません。外見は本来の状態ではなく、かなり加工を施されています。 つまり、黒く着色された部分が大半を占めています。聞香用ではなく、観賞用とお考え下さい。』 というものでした。

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香木の鑑定 佐曽羅
名香と銘香
香木には銘(めい)と呼ばれる名前が付されていることがあり、それらを「銘香」と称します。 一方で、素晴らしい香気を放つ上質の香木を「名香」と表現します。 どちらも読み方は「めいこう」ですから、ちょっと紛らわしいですね。 その違いを簡潔に表そうとすると、またややこしいことになりますが、 「名香は例外なく素晴らしいと評価されてきた香木であるが、銘香は必ずしも名香ではない」と言えます。

---中略---

現代における銘香は、御家元(御宗家)によって付銘されたものが中心になります。 御家元(御宗家)が付銘されることによって、香木は初めて流派において使えるものとして認定され、 その証として頂戴する「極(きわめ)」によって、分類や品質の程度が明らかになるのです。

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よく頂戴するご質問とその回答 ~FAQ~
香木らしきものの鑑定をして欲しいのですが、どうしたらよいですか。

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鑑定書を作ってもらうことはできますか。

可能です。ただし、鑑定書の作成には別途作成料を頂戴します。