プロジェクト
セレクトショップ・ブランドのARTS&SCIENCEさんとコラボレーションして、2種類のサシェを制作しました。エッセンシャルオイルをいかし、心に癒やしをあたえるオリジナルブレンドのお香です。ARTS&SCIENCEさんとのコラボレーションは約10年前のポケットサイズのサシェの制作以来。
六本木・泉屋博古館東京さん『古美術逍遙──東洋へのまなざし』展にあたり、お香に関する所蔵品の調査、そしてその結果を踏まえた特別講座を開催させていただきました。調査での様々な発見とともに、お香の文化と歴史をお届けしました。
明治大学理工学部の本多貴之研究室による香木にどのような香気成分が含まれているかを分析する研究に協力し、試料となる香木を提供させていただきました。また、本多准教授へのインタビューも実施し、研究成果から研究のモチベーション、香木に関する研究動向まで、香りの科学についてお話を伺いました。
三浦半島の海岸沿いにある「gallery nagu」さんとコラボレーションして、スティックタイプのお香「うつろひ twilight」を制作しました。透明感や穏やかな静けさも意識しつつ、うつろいゆく日々のなかでほっと一息つける、暮らしになじむ香りになりました。また、ギャラリーで2日間にわたる発売会と、「naguとうつろひをテーマとした香りを聞く会」を開催し、聞香体験やトークを行ないました。
東京・青山の根津美術館さんで2022年に行われた企画展「阿弥陀如来 浄土への憧れ」にて、『阿弥陀三尊像』をイメージしたスティックタイプのお香を製作しました。白檀をベースとして、丁子、乳香などの伝統的な香料に鈴蘭をイメージした香りを加えた、光背のような煌めきを感じさせる香りです。
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI: Keio University Global Research Institute)が運営する「KGRI独立自尊プロジェクト」。その一環でミラノスキーチームが開発したプロダクト「余薫(よくん)」 が6月7日よりイタリアで開催される世界最大規模のデザインの祭典、ミラノサローネに出展されました。香雅堂はチームメンバーに香道体験の機会を提供したり、コメント・アドバイス等を(僭越ながら)約1年にわたってさせていただきました。
お香の定期便 OKOLIFEのお香「時鳥」をイメージしてつくったお香を感じさせるお菓子=香菓子と、時鳥のお香のセットです。香菓子は、葉山で和菓子の創作をおこなっている嶋ゞの小島直子(@shimajima.kashi)さんにおつくりいただきました。青々とした奥深い山林を眺めているような静謐な「時鳥」の香り。香菓子にもお香と同じ香料(桂皮・丁子・薄荷)を部分的に使用することで、その世界観を味覚でも味わうことができます。
泉屋博古館東京のリニューアルオープンにあたって、ミュージアムショップで販売する文香を製作しました。収蔵品である木島櫻谷の「四季図屏風」をモチーフにしたビジュアルの中には、東京館をイメージした都会的なクールさと、描かれた植物のもつ生命力を感じられる香りが入っています。玉蘭リーフの甘やかなかおりと、白檀のウッディでやさしい香りがまざりあった、和と洋の間を漂うような特別なバランスです。
石川九楊さんの書「おちつけ」から展開されているシリーズの新アイテムとして香袋を製作しました。合成香料や天然の精油を使わずに、伝統的な和の香料だけで調香したことが、結果的にとても「ほぼ日さんらしい、おちつけ」の香りにつながりました。まるくてやさしいながらも、良い意味でストイックな香りです。
写真家/小野田陽一さんの写真展「静物画」をイメージした、スティックタイプのお香を製作しました。海を感じる香料・台湾をイメージしたスパイス感がありつつも、全体的な印象としては静謐な雰囲気をもつ天然素材100%のお香です。写真展ではお香の関連イベントも予定しており、幅広いコラボレーションとなりとても嬉しいです。
アートディレクター山﨑晴太郎氏が手がける「陰翳礼讃」をテーマにしたインスタレーションにて、かおりの演出を担当させていただきました。ごく小さくカットした香木をお客様の自らの手で燃やすことで、香りも含めたインスタレーションを体験するという企画でした。
志野流香道第21世家元継承者 蜂谷宗苾 × セイタロウデザイン × 麻布 香雅堂というチームで製作。雨の模様の銀箔押しを施した桐箱の中には「雨に濡れた石畳の風景を連想させる、瑞々しくも静けさを感じられるかおり」がこめられています。
国宝が計12点展示されるという格式の高い展示「三菱の至宝展」にあわせたアイテムのディレクション&香道具・香木の展示を担当しました。
「ふふ奈良」さんに引き続き調香させていただいたので、その比較・棲み分けを特に意識しました。奈良は墨色・マット・男性的、今回の京都は朱色・ツヤっぽく・女性的というイメージで調香しています。
BESSの家が立ち並ぶログハウスの展示場 代官山「BESS MAGMA」。それぞれの建物の雰囲気にマッチするお香を、BESSスタッフのみなさまと一緒に選びました。
Grand Seikoが展開する3つの時計のコレクション「Heritage Collection」「Sport Collection」「Elegance Collection」それぞれのコンセプトをスティックタイプのお香の香りで表現しました。
textile n+R(夏実さん・れいこさん)さんが minä perhonen elävä Ⅰ さんとの共同企画展にて製作する、サシェの中身の香りを調香しました。
「お着物に虫がつかないようにする防虫香としての機能を十分に果たす為、龍脳をつよめに効かせました。いわゆる「箪笥の中の防虫香の香り」にならないよう、さわやかかつやわらかな甘さを感じさせてくれています。
「少女コミック50周年企画 篠原千絵原画展」公式グッズとして、2種類の香袋を製作。ヒッタイトを変革するユーリをイメージした桜の香り、カイルが使用する香油をイメージした上質な乳香の香りの2種類です。
香木の香りを味覚としても愉しんでみようという、即今の代表である宇田川さんの本気の遊び心からはじまった、香雅堂としては未体験のプロジェクトでした。
135mmの通常の長さの方はスーベニアショップでの販売用に、270mmの倍の長さ=燃焼時間が60分超のものは、レセプションスペースなどでの香りの演出にご活用いただいています。
桐島かれんさんがクリエイティブディレクターを務めるライフクラフトブランド「HOUSE OF LOTUS」。蓮がテーマの2つのスティックタイプのお香を製作しました。
国立新美術館の公式アイテムとして企画・製作したスティック香シリーズ「むさしの」。製作の背景や香りのインスピレーションなどを詳しくご紹介します。
「桂離宮の月」をテーマにしたかおり箱や、「組香」をテーマにした線香や文香など、プロダクトへの想いを伺いました。
二種類の御線香を製作させていただきました。かおりへの思い入れや、ご自身のお茶室等でどのようにお使いになられるのか伺います。
創業50周年を迎えた宿を象徴するかおりを、衣装香の形態で製作。聞香体験企画の立ち上げや研修等、幅広く協力させていただいています。
五都市で開催された『刀剣乱舞-本丸博-』の空間演出に協力。会場における香りの演出の他、4種類のお守り型香袋を販売しました。
平安時代の貴族のかおりを、現代の化粧品に昇華させる。朝露のような清々しさとみずみずしさが特徴の商品たちができあがりました。